受験生の方へ

2010年度 在外研修奨励基金による研修報告

 

青山 卓弘 (2年) 研修先:南京師範大学

 3週間という短い期間の研修だったが、得たものは多く、内容の濃い研修だった。
研修の初めの頃は、会話の練習は全くしていなかったので、現地の人が話すスピードの速さに戸惑ってしまった。引率の先生に相談したところ、スピードにはたくさん聞いて、慣れるしかないと言われたので、ホテルのフロントの人や、警備員など身近にいる人に道を尋ねるなどして、交流することから始めた。

 分からない言葉が多いので、ノートとペンを持って、メモを取りながら相手の話を聞いていた。留学生だと分かるとゆっくり話してくれて、親切に接してくれた。
南京に着いた翌日には、クラス分けのテストがあった。簡単な面接の後、教科書を渡されて音読をした。クラスは、全部で7班に分けられていて、私は、3班に入ることになった。

3班の授業は主に話したり、聴いたりすることが中心だった。先生は中国語と英語で話すので、理解するのが初めのうちは困難だったが、毎日授業を受けているうちに、大まかな意味を理解することができた。先生が丁寧に教えてくれたので、授業の雰囲気がとても良く、リラックスして受けることができた。授業は、午前中3時間だけだったので、午後は、太極拳や切り紙を習った。時間がある時は、クラスメートと一緒に近くの繁華街へ買い物や食事に出かけた。

 授業がない休日は、日本から来たほかの大学の生徒と一緒に、孫文の墓や、南京大虐殺記念館へ行き、写真や文章から当時の悲惨な様子を見ることができた。
クラスメートの中には日本語を勉強した生徒もいて、日本語で会話をしながら、日本や日本人に対して外国人が持っているイメージを聞くことができ、自分が持つ価値観が変わった気がした。

 年齢は同じくらいだったが、将来の夢を持っていて、叶えるために自分に何が必要か自己分析をして、行動に移しているという話を聞いて、しっかりと自分の将来を考えるきっかけとなった。
今までは、ただ目標もなく外国語を学んでいたが、外国語を話すことができれば、より多くの人とつながることができて、自分の視野が国内から世界へ広がる。今回の研修では、話すことができないもどかしさを感じたので、これからは、目標を持って勉強していきたい。

 


高橋 涼 (3年) 研修先:クィーンズランド大学

【語学プログラムについて】
 関東学院生のみのクラスで、3週間にわたり、3人の異なる教師による授業を受けました。内容は、グループに分かれてのスピーキングや英作文、オーストラリア文化(食文化、訛り、流行)の学習でした。語学研修に来ていたほかの日本人学生との合同授業などもあり、飽きることのない充実したプログラムでした。 

 【現地の人との交流】
 現地学生との交流が多く用意されており、大学のプログラムで、一緒にショッピングやボウリングをしました。ホームステイでのホストファミリー(夫婦と息子、犬)も優しい人たちで、私の語学力に合わせながら熱心に話しかけてくれました。また、日本語がある程度理解できるバディが2人に1人つき、安心して生活できました。

【研修の成果】
 現地学生との交流やホストファミリーとの交流を通じて、日本にいたときにはあった外国人と話す抵抗感が全くなくなりました。研修期間の間、海・アウトレットモールなどへ積極的に出かけることができるようになり、外国語を学ぶのなら現地が一番だということを実感できました。
 語学の点では、3週間の授業の終了時に初日と同じテストを受けました。初日にはまったく聞き取ることができなかったものが、最終日にはほとんど理解できるようになっていて、自分で気づかないうちにリスニング力が向上していたことに驚きました。

【感 想】
 この研修では英語のみならずオーストラリアのことも多く学ぶことができ、またオーストラリアの人々にも多く触れ合うことのできた充実した3週間でした。
 また、連絡を取る際、携帯電話が使えなかったため、ホームステイ先の家から友人のホームステイ先に直接掛けていました。現地の人との電話応対、この経験ができるのもホームステイの醍醐味だと感じました。
 この研修は私にとってとても貴重な経験となりました。この研修に参加して本当によかったと研修を終えた今改めて感じています。
「もう一度行きたい」というのが、この研修に参加したメンバー全員の感想です。

   


   

奥平 貴麿 (4年) 研修先:高麗大学

私は2010年8月から12月までの4ヶ月間、韓国の高麗大学に交換留学として行ってきました。大学生活の中でとても貴重な体験をさせて頂く事が出来ました。留学を始めた当初は多くの不安がありましたが、日に日に生活にも慣れてきて充実した留学生活を送ることが出来ました。
 

  韓国での大学生活は、とても新鮮でした。以前から韓国に興味があり、韓国語の勉強などしていましたが、留学生活では全てが実践韓国語で素晴らしい環境に居られた事が幸せでした。買い物をするにしても韓国語の勉強の一環です。また学校でも毎日韓国語の授業があり、日本では考えられない位に韓国語の勉強をすることが出来ました。

 また、買い物や知り合いと話す時に使った韓国語の方が、すぐに頭の中に入っていきました。そのため、なるべく外に出かけて韓国語を使うようにしました。
 やはり学校で学ぶ韓国語より、このように使った韓国語の方が勉強が捗ります。本当に留学をする事で韓国語が上達したと思います。留学中に多くの韓国人の方にお世話になりました。
 アパートの管理人の方は日本語が少し喋れたので日本語と韓国語を混ぜて喋ったりもしました。管理人の方は1週間ごとに交代でしたが、日本語の話せる管理人の方の週になると毎晩アパートで一緒にお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、どこかに連れて行って貰ったりしました。まるで1週間おきの課外授業のようでした。とてもお世話になったと思います。日本にも来ると言っていたので、その時に恩返ししたいと思います。

2007年に韓南大学で研修した時の友達・友達の家族にもお世話になりました。留学して1ヶ月目位の時に、お盆休みで11連休がありました。お盆になると店も全て閉まってしまい、里帰りをしない留学生達にとってはすることがありません。11連休中ずっと友達の家にお邪魔させて頂きました。留学生活を心配してくれた友達のお母さんは、時々電話をかけてきてくれました。毎月、友達か友達の両親に会っていました。韓国に家族がいるみたいで、安心することが出来ました。 

見ず知らずの人たちにも、よく親切にしてもらいました。韓国人は日本人に比べて「情」というものがあります。留学して韓国の「情」が好きになりました。日本にはないと思います。例えば、バスの中で若者がお年寄りの方に席を譲って、お年寄りの方が若者の手荷物を持ってあげようとします。
このような光景はよくあります。また席が空いていたら、「座りなさい」と勧めてくれたりもします。韓国には至る所に「情」がありました。

 日本にも「情」が日常的にあれば良いと思います。自分も「情」を持って他人に接するようにしたいです。
 このように韓国での貴重な体験が出来たのも法学会からの助成金を頂けたからだと思います。留学を無事終わらせることが出来、法学会に心から感謝しています。

 


      

小林 菜摘 (1年) 研修先:韓南大学

 
 私は、夏休み期間中の3週間、韓国の大田にある、韓南大学に研修に行ってきました。大田はソウルとは違い、物価も安く、日本語も通じないので、語学留学するにはもってこいの街でした。
 平日の午前中は韓国語の授業、午後は韓国の文化体験をして過ごしました。また、1泊2日のホームステイや、全州、ソウルツアーも行われました。

 
  午前中の韓国語の授業は、2つのクラスに分けて行われました。授業では、絵とハングルの書いてあるカードを使い単語を覚えたり、歌を歌ったり、日常会話の練習をしました。中でも、先生がアクションをつけて、単語を教えてくれたことが、とても楽しく覚えやすかったので、印象に残っています。クラス内でもレベルに差があったので、ついて行くのが大変でしたが、韓国に行く前よりも、韓国語力を向上させることができました。

 
 午後の文化体験では、陶芸や市場見学、テコンドー、茶道、サムルノリなどを体験しました。文化体験を通して、日本も韓国も中国文化の影響を受けているということもあって、似ているところが多いと感じました。また、それぞれの文化の良いところを感じることができました。

 
 韓国に来て始めのうちは、買い物をするのも一人で出来ず、手伝ってもらっていましたが、徐々に授業で習った表現を使って、タクシーに乗って運転手さんと会話をしたり、買い物や食堂でご飯を注文したりと、自分たちでできるようになりました。

 この研修に参加して、韓国語の習得や文化体験だけでなく、人の温かさや、自分の未熟さも感じることができました。この研修での貴重な経験をこれからの人生に役立てていければ良いなと思います。
最後になりましたが、この研修で出会ったすべての人々に、そして関東学院大学法学会から助成金を頂けたことに心から感謝いたします。

        

 


増田 健吾 (2年) 研修先:サスカチュワン大学

 
 今回の サスカチュワン大学の夏期研修を前に2つの目的を挙げた。
まず1つ目の目的として、自分自身の英語のスキルの向上と、2つ目の目的として今年度の文化人類学を通して学んだ異文化理解とは何か、文化とは何か、理解とは何かということを実際に体感することである。
 

 
 自分の身を英語圏に置くことにより、日本語で考えるより早く、より正確に英語に翻訳するというような作業のような考えではなく、サスカチュワン大学のランゲージセンターの「think English」という方針にも沿う、カリキュラム中含めて英語で考え、英語で話すという言語本来の機能で英語という言語を体験することが出来た。

 異文化に触れるという点では、ブラジル、ベネズエラ、サウジアラビア、ガーナ、韓国、中国など様々な国籍の学生と同じ学校に通い、共に活動することにより、多くの同じ点や異なる点を発見することができた。そのような環境の中で「理解しよう」と意気込んでコミュニケーションを取ろうとするのではなく、他者や他の文化を「受け入れる」ことの大切さを学んだ。他文化に触れれば日本のようにオートマティックに物事が進まないことのほうが多い。しかし、それで苛立ったりしても、なぜ苛立っているのかを論理的に順序立てて説明しようとしても、そもそもそのことが当然だと思っている人に説明しても、物事は建設的な方向に進まない。そこで「受け入れる」ことで、自分自身が時間的な問題にせよ精神的な問題にせよ対応する準備ができる。

  

 当然ながら、この2点以外にも多くの収穫を得ることができた。例えば、他大学から留学している学生の中で国際弁護士を目指している日本人学生と話す機会を得ることができた。このことは、これから法学を学んでいく中で大きなモチベーションの要因になるであろう。
 ホームステイプログラムを通して、カナディアンファミリーと生活を共有することにより、カナダの文化を学び英語を実践的に使用する絶好の機会を得ることが出来たことを感謝したい。

 


                     

 土井 しほり (2年) 研修先:オックスフォード大学

 
 私は今年の夏休みに、イギリスのオックスフォード大学に語学研修に行かせて頂きました。中学生の時から漠然といつか留学したいと考えており、その夢がかなった時はとても嬉しく、少しでも多くのことを吸収して帰ろうという好奇心に満ち溢れていました。オックスフォード大学マンスフィールドカレッジは、イギリスのオックスフォードという学生街にあるいくつかのオックスフォード大学の1つのカレッジで、とても歴史のあるカレッジでした。  

 
 向こうでの生活は寮生活で、実家暮らしの私にとっては不安と期待がいっぱいでした。平日は朝9時から授業を行いました。授業は2クラスに分かれて1クラス10人ほどで行い、私はグリーンクラスでルーシーというおもしろくて優しい女性の先生が担当でした。授業内容は会話練習・発音練習・イギリス英語の単語など、どれもこれも体を動かしながらゲームの様に楽しく学べるものばかりで、ほとんどが中学生でも分かるような簡単な内容ですが、日本語禁止!辞書禁止!という厳しい状況で、少しでも聞き逃すと何も分からなくなってしまうので、かなり集中してルーシーの話を聞き理解するというように授業を受けていました。

 授業が終わり昼食を食べた後は、スチューデントヘルパーという現地の大学生によるアクティビティーがありました。ハリーポッターツアーや、オックスフォード市内の探索、アフタヌーンティーに連れていってもらったり、パンティングというオックスフォードではポピュラーな川下りを経験したりと、毎日有意義な時を過ごすことができました。午後のアクティビティーが終わり夕飯を食べ終えると、夜のアクティビティーがありました。夜のアクティビティーでは、カラオケやパブに行ったりロミオとジュリエットのお芝居を観に行ったりと、現地の人しか知らないような所に連れて行ってもらいました。 休日は授業は休みで、ロンドン・バース・ストーンヘッジなどの観光に出かけました。

  

 ロンドンはかなり大都市で何もかもがお洒落で見る物すべてに感動してしまいました。バースとストーンヘジは世界遺産でその壮大さを肌で感じることができました。  
  このようにあっという間に帰る時になり、満喫した!と思うと同時に永住したいという新たな 夢ができました。
 23日間という短い期間でしたが、貴重な体験や、最近忘れていた英語を学ぶ楽しさや、新たな夢をたくさん得ることが出来ました。
この様なチャンスをくれた両親や助成してくださった関東学院大学法学会には、感謝の気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございました。    

  


     

 木村 知誉(2年) 研修先:アーカンソー大学

 

 

 今回のアーカンソー大学語学研修を通して身についたことは、英会話にともなうボキャブラリーが増やせたことと、リスニングの力がついたことです。
授業は、日本の教科書には掲載されていないボキャブラリーを使って進行されました。ボキャブラリーを増やすことで、英会話におもしろさが一味つき、表現もいっそう豊かになりました。
 

 

 
 次は、リスニングの力についてです。ホームステイファミリーは、ゆっくりと英語を話してくれ、英会話の文法も正しく教えてくれました。それによって英会話のリスニングが正確に行えました。それとは逆に、カンバーセイションパートナーは、普通の速さで英会話をしていました。その効果により、普通の速さで話されても体がその指示通りに自然と動けるようになりました。これからも、英会話力向上のためにボキャブラリーを増やし、リスニングの力を伸ばしていきたいです。

 次に、私がアメリカに行って印象に残ったことは、アメリカに住んでいる人の「オープンな人柄」です。日本人は、初めて会う人、あまり関わりがない人には、恥ずかしさもあるせいか気持ちをオープンにできない傾向があると私は思います。しかし、アメリカに住んでいる人は、最初から「人を受け入れる気持ち」があり、誰に対してもオープンな気持ちで接しているように感じました。それは、「あいさつ」にもよく表れています。例えば、買い物に行ったときです。店員が、必ず、「Hello!!」や「Hi!!」の後に「How ara you?」と聞きます。日本では、店員が客に対して相手の調子まで聞くことはないので、驚きました。そのとき、さすが多民族国家アメリカだなと思いました。そして、そのようなアメリカが大好きになりました。
 また、今回、アメリカに行って日本の良さも分かりました。特に食べ物と移動に関しては日本の方が良いと思いました。アメリカは、パン、肉といった料理が食事の主ですが、日本は和、洋、中とバラエティーに富んだ食事があります。だから、食事に飽きることはなかなかありません。そして、移動に関しては、アメリカはどこに行くにも車で移動しなければなりません。私は、横浜に住んでいるので、どこに行くにも歩いて行くことができます。だから、とてもアメリカの生活が不便に思いました。
 このように、アメリカの良さと日本の良さが理解できたのも、自分が実際にアメリカで生活できたからです。しかし、私は、1ヶ月しか行ってないので、まだアメリカの表面しか理解できていないと思います。だから、今度は長期でアメリカに行って、奥深くアメリカを知りたいです。

  

2009年度 在外研修奨励基金による研修報告

Y.I (2年) 研修先:クイーンズランド大学

 私は関東学院法学会の在外研修奨励基金の援助を受けて、オーストラリアのクイーンズランド大学で3週間勉強をさせて頂く機会を得ることができました。大学では、平日は午前から午後までの授業(もしくはアクティビティ)があり、金曜日は午前中まで授業で午後は自由時間でした。土曜日は関東学院のメンバーみんなで町へ行ったりもしました。

 授業では、日常会話やオージー英語、アボリジニなどのオーストラリアの歴史・文化を学んだほか、昔からあるオーストラリアの歌を英語で歌ったり、英語で毎日の出来事を日記に付けたりする課題も行いました。どれも、座って勉強する形ではなく、ペア又はグループを作ってディスカッションやインタービューをしたりして、教室内で動きながらの勉強だったことが印象深かったです。当然、説明も全て英語でしたので、最初は不安と焦りでいっぱいでした。私は元々、人と話すことがあまり好きではなく、自分の意見を主張できないタイプだったと思います。言葉も上手く相手に伝わらないため、はじめは会話に不自由を感じました。恥ずかしいことを理由に、会話のなかで聞き取れなかった単語を聞こえたふりをすることや、つい日本語で話してしまう事もしばしばありました。しかし、理解は少しずつでも、授業を頑張って受け続け、他国からの留学生や現地の学生、ホストファミリーの方々と嫌でも英語を話さなければならない状況を過ごすなかで、そうしたことは決して恥ずかしいことではないということが次第にわかってきました。

 

 特に、コミュニケーションは、言語を使ってだけではなく、気持ちとジェスチャーなどでも交わすことができると体感できたことは、とても大きな発見でした。わからなかった事はすぐにわかるまで聞き返し、相手との会話を楽しみながらすることが一番大事だということを意識するようにした結果、いつの間にか自分から積極的に相手とコミュニケーションをとれるようになっていきました。この3週間の研修期間中、様々な不安を乗り越え、クイーンズランド大学で過ごした経験によって、英語のリスニング力・スピーキング力などの向上だけでなく、人間的にも成長できたと実感しています。また、言葉の分からない環境でも自分の言いたいことを相手に伝える自信がついたこと、視野が広がり、将来は英語に関係した仕事に就きたいと考えが変わったことは、自分にとって何よりの収穫です。なぜ留学をしてきた人たちが笑顔で帰ってくるかが、今回の留学を通してわかった気がします。 このたび、研修中大変お世話になった国際センターの方々、そして在外研修奨励基金からの支援によってこのような成長の機会をいただいたことに、心から感謝しています。どうもありがとうございました。


 


川口 由香利(2年) 研修先:オックスフォード大学

私は、海外語学演習としてイギリスのオックスフォード大学マンスフィールド・カレッジにて3週間勉強する機会を与えていただいた。 オックスフォード大学はどれも歴史のあるものばかりだが、今回私たちが滞在していたマンスフィールド・カレッジの学生寮は設備が非常に整っていてとても暮らしやすく、勉強に集中できる環境が整っていたと思う。 

 研修期間中の語学の授業はレベル別に二つのクラスに分けられ、平日の午前のみに行われた。私のクラスは少人数だったため、発言する機会が多くあり、自分の語学力を試すことができた。また、授業中は日本語で会話をすることは禁止されていたが、特に支障が出るようなことは無かった。むしろ、英語のほうが簡潔に説明されているような印象を受ける場面も多々あり、日本語との言葉の使い方やニュアンスの違いを、実際に英語を使いながら感じることが出来たのはとても良かった。どちらの出来事も、今まで日本で勉強をしていった事が大いに役に立っていると実感することができた。 授業が終わった午後や週末になると、スチューデントヘルパーの人たちが企画してくれたイベントやフィールドトリップに参加していた。オックスフォードの街は想像していたよりもずっと都会で観光客なども非常に多く、しかし治安はとても良かった。比較的自由になる時間をもてることも多かったため、私はよく通りを散歩したり、買い物に出掛けたりしていた。店員やすれ違う人は民族衣装を着ていたり、英語ではない言葉を使っている人も多く、イギリスの多民族化が窺うことができた。当然のことながら、買い物の時などは英語を使っての会話だった。この際の会話に私が辞書を取り出すことは一度も無かったことを帰国後に初めて気がついた。現地では相手の言っていることが分かり、自分の思ったことを伝えることが出来ていたので、自分の英語力に自信を持つことができた。 今回の海外語学研修は、私にとって初めての海外経験となり、日本国内でもイギリスでも不安なことが多かった。しかし、現地の人と積極的にコミュニケーションをとることができて、まるでそこに暮らしているかのような生活が送れた。振り返ってみればとても短く感じるが、とても意義のある三週間だったと思う。 
関東学院大学法学会から助成金を頂けたことを心から感謝致します。

 


中田 優子(3年) 研修先:高麗大学

私は昨年度、韓国の高麗大学で一学期間(約四カ月)幸運にも勉強させて頂く機会を得ることができました。学期中の取得単位数は、十四単位でした。具体的には、韓国語を二つ、英語を一つ、日本語における韓国社会と文化や教育論、体育を一つ履修しました。高麗大学は、国際的なリーダーシップを育成する学校でしたので、英語の授業も多く、あらゆる説明について英語で行われ、当初は焦ってばかりいました。


この留学で、もっとも感じたことと言えば、話すことの楽しさと大切さでした。すなわち、出会いの大切さを学びました。もともと私は人見知りしがちで、消極的な性格でした。とりわけ、英語圏の人と話すときは、そうでした。しかし、韓国語の授業、留学生の集まり、留学生同士での旅行などが多いことから、嫌でも英語を話す機会があったので、いつの間にか積極的に誘ったりするようになっていました。そうして、いろいろの国の人と話すうちに、会って話すということが楽しいと感じている自分がいることに気付きました。今まで友人と話していても面白くなかったというわけではなかったのですが、今までに感じたことのない感覚で、もっと話したいと感じるようになっていたのです。また、生の韓国人の日本・日本人に対する認識を知りたいという理由から留学をしたのですが、少し議論しづらい例えば、政治的なことも、外国の人と議論したことも新鮮でした。

お互い少し熱くなることもありましたが、議論によって外国視点を知ることができました。この留学を持って、話すことにより、人の認識を変えうることを学びました。以前は、個人レベルの交流というのは、小さいけれど重要なものだと考えていましたが、そうした人と人との出会いは、大きな可能性に満ちていることが分かり、これからは自分から新しい出会いを探していこうと思います。
このような交換留学制度に参加でき、支援してくださった方々に心から感謝しています。韓国での経験や出会った人たちはかけがえのない宝物となりました。これも関東学院大学法学部会からの助成金を頂くことができたからこそ、何不自由なく生活できたおかげだと思います。ありがとうございました。



山本 雅也(2年) 研修先:アーカンソー大学

  私は今期の夏休みに関東学院大学の留学プログラムを利用し、約三週間アーカンソー大学に行ってきました。期間中の大まかな内容は、寝泊りは各ホームステイ先、平日の午前中は、アーカンソー大学に通い、主に日常で使える簡単な英語を遊び感覚で学び、午後は大学が用意したプログラムに添って行動するか、もしくは、(内容は各パートナーによって異なりますが)アーカンソー大学の学生が留学生2,3人に対し1人、会話のパートナーとして共に行動し、お勧めのスポットなどに案内してくれます。そして、週末は各ホームステイ先の家族と共に過ごすといった形式です。
初めにホームステイ先の家族について説明したいと思います。今回私は関東学院経済学部4年生の佐藤祐弥君と同じ家で暮らしました。私たちの家族は父、母そして犬一匹でした。父の仕事は考古学者と法律家なのでとても厳格な方でした。母は料理がとても上手でしたので、日本との食文化の差で苦労したことはありませんでした。休日はホストファミリーの別荘に行き、キャンプファイヤー場の建設を手伝うことや、ボートで湖を周遊するなど、日本やアメリカ暮らしていても滅多にできない経験を沢山行うことが出来ました。
次に、現地のパートナーとのプログラムについて、私たちのパートナーを例に挙げ紹介したいと思います。
私たちのパートナーはAndreaと言ってメタルやトランス系の音楽が大好きな24歳の女性でした。彼女の仕事は夜中に病院で勤めているために、私たちが夜遅くまで出歩いたことはほとんどありませんでした。そんな私のパートナーが考えたプログラムの内容を少し紹介したいと思います。彼女に案内されて行った場所は、映画館、スケート場、ショッピングモールなどが主でした。アメリカの映画館では全て7$(約650円)で映画を見ることができ、日本と比べてとても安かったです。また、スケート場では無料で入ることができました。なぜ無料なのかと言いますと、アメリカにおいては、金持ちになった人の大半は誰かのために寄付をする習慣があります。今回行ったスケート場も寄付によって建てられた建物のひとつです。寄付者は「子供たちの遊び場が少ない」と言うことで、スケート場、プール、映画館などを組み込んだ施設を建設しました。寄付によって建てられた為、私たちも無料でスケートを楽しむことができました。最後に、ショッピングは主にショッピングモールやアーカンソー州発の世界の企業の中において最も売上が高いスーパーのウォールマートなどが多かったです。
次に、大学が企画したプログラムの紹介をしたいと思います。プログラムの内容はカントリーダンス体験、アーカンソーの高校で実際に高校生と共に授業を受けたり、ボランティア活動に参加したり、と色々な企画がありました。その中で、留学メンバーにとって特に印象深かったプログラムを(上記で挙げた以外で)紹介したいと思います。
なんと言っても(Devil’s Den)洞窟探索です。例えば、留学メンバーに「一番印象に残ったプログラムは何か?」と聞くと、おそらくほとんどの人が、洞窟探索と言うと思います。理由は、当初みんなは、観光スポットのような手すりなどがついた整備された洞窟だと思っていたのですが、実際は、私たちがカニ歩きや匍匐前進で歩かないと進めない様な険しい洞窟での体験だったからです。終わった後は、当然みんな泥だらけになり帰宅後ホストファミリーにも驚かれたと言っていました。しかし、一見酷で嫌われる要素を持っているこのプログラムですが、このプログラムがあったからこそ留学メンバーの関係が深まったことは確かだとそれぞれが思っています。
 そして、最後にお別れパーティーでお互いにアドレスを交換し合い、期間中に知り合った方々とは今もメールでの連絡を取り合っています。
最後に、私にとって留学とは、外国の方と今では英語で会話できることなどの、語学能力の上達ももちろん重要なことなのですが、私はもっと重要なことがあると思います。それは、法学部の学生にとっては、英語などの語学に対して全く関わりがないために、留学期間中は圧倒的に英語に接する機会が多いため、自分でも気がつかないほど語学能力が上達していきました。それに比べ現在では、アメリカで過ごした時より確実に語学能力は衰退していると思われます。では、「留学をした意味がないじゃないか」と考える方も多いと思います。しかし、語学能力が上達することより、他国の文化と自国との文化の差を学ぶことや、話したいのに話せない相手に出会ったとき、私は英語に限らずもっと色々なことを学び、そしていつか話したいと思えることなどの、色々なことに対する意識改革のキッカケになったことの方が結果として重要だと考えています。
英語や海外に興味がない学生もどうか積極的に参加してみてください。留学に行くことに対する考えは千差万別ですが、確実に計らずともなにかしらの良い体験を得られることだと思います。今から行こうとする学生は、向こうに着いたら懸念せず色々な国の方と話してみてください。例え話すスピードは遅くても、文法的に間違っていても、ジェスチャーだけでも、相手はどんな時でも、絶対理解しようと努めてくれます。人と人のコミュニケーションは言語だけではないと教えてくれたのも、この留学でした。
将来社会人になったら、留学が出来る機会はなくなってしまいます。もしよろしければぜひ留学を一度考えてみてください。


 

2008年度 在外研修奨励基金による研修報告


山口 貴也(2年) 研修先:マッセー大学

  私は、今回ニュージーランドの首都ウェリントンにある、マッセー大学に語学研修として3週間行ってきました。ここでは、平日の午前中にマッセー大学での授業を受け、午後は現地の学生や先生方とさまざまなアクティビティを行いました。夜と土日は、基本的にホームステイファミリーと過ごしました。
 午前中の授業では、一緒に行った仲間10人と英語を学び、最初と最後の授業では簡単なテストも行いました。授業内容は、英語の歌を歌ったり、日本の文化を英語で説明したり、前日の出来事を4分間英語で話すなど、主にコミュニケーションを図ることでした。
また、時々ゲームや映画を見たりと楽しい内容も含まれており、とても楽しく英語を学ぶことができました。そのためか、授業の時間が過ぎるのがとても早く感じました。
 午後のアクティビティは、現地の学生とショッピングやウェリントンシティ巡りをしました。シティ巡りの時には、チョコレートやデザートなどニュージーランドのスイーツに触れました。非常に美味しかったです。先生方とは、動物園・カヤック・ロッククライミング・乗馬・室内ゴーカートなどをしました。特に、カヤック・ロッククライミング・乗馬は、今までに体験したことがなかったので非常に良い経験ができました。また動物園では、動物と触れあったり、羊の毛刈りを生で見たりしました。キウィやトゥアタラという恐竜の生き残りと言われている貴重なトカゲも見ることができ、これもまた素晴らしい経験でした。現地の学生、先生方は優しく私たちに接してくれとても親しみやすかったので、たくさん話すこともできたし、英語が間違っている場合などは丁寧に教えてくれました。

 

ホームステイ生活は、父親と娘の2人暮らしの家でした。ニュージーランドは水を大切にしているので、お風呂の時間などには気を遣いました。朝お風呂に入ることや食器の洗い方、洗濯も1週間に1回と文化の違いには驚きましたが、慣れてしまえば平気でした。ホームステイ先の父親は元料理人だったので、食事は美味しくて毎日どんな料理がでるのか楽しみでした。ラム肉を初めて食べましたが、ニュージーランドのラムは牛肉より臭みがなく美味しかったです。私も2回寿司とうどんを作りました。私は毎日の食器洗いを手伝いました。食器洗いは娘さんと行い、その時にたくさん世間話をしました。他にも洗濯を自分でしたり、部屋を掃除したり最低限の事はしました。国立博物館やホームステイ先の父の兄弟の家に連れていって頂いたりしました。そこでは政治の話や日本の教育について聞かれたりと難しくて少し苦労しました。最初はとても不安に思っていた3週間のホームステイ生活でしたが、とても親切で楽しくて毎日が幸せでした。
 このように3週間を過ごした中で、やはり文化が違うので日本の良い面悪い面、ニュージーランドの良い面悪い面を見つけることができました。未成年者の禁酒に関してはニュージーランドは徹底されていたように思えたし、交通ルールや交通体系に関しては甘すぎるなと感じました。今回の研修で感じたことは率先して見習っていかなくてはと感じました。また、3週間英語を使い続けました。今までこんな経験はなかったので、最初は疲れました。しかし徐々に英語もスキルアップし生活に慣れてからは、楽しかったです。実際に最後のテストでは得点が上がり、リスニングに自信がつきました。街の人も親切だし、気候は、風は強いものの気温などはとても過ごしやすかったです。また、一緒に行った仲間は皆先輩で不安でしたが、優しかったし仲良くできました。人間関係の大切さも学んだので、この出会いを大切にしていきたいです。現地の学生やホームステイの方のアドレスも聞いたりしたので、メールで連絡を取っていきたいです。とにかく今回できた貴重な体験、考えたり感じたことは決して忘れず、周りの人にも話していきたいと思っています。




 

福田 裕介(1年) 研修先:クイーンズランド大学

 

 私は平成20年度、オーストラリアのクイーンズランド州にあるクイーンズランド大学で約3週間勉強する機会を与えて頂きました。今回のこの短期留学を経験して様々な面で成長することができた。その内でも際立っているものがいくつかある。
 まず最初に、当然のことだが英語力の向上が挙げられる。これは、リスニングや自分のボキャブラリーなど全てを含んだ上での英語力である。三週間、ホストファミリーと英語で毎日コミュニケーションをとり、大学では英語の授業をうける。この習慣を繰り返すことによって、オーストラリアに行く前よりも明らかに英語力を向上させることができた。
 次に成長を実感できるのはコミュニケーション能力である。オーストラリアでは日本にいる時と違って自分の言いたいことや意志を言葉だけで伝えるのは難しい。その為、相手の目を見ながら話す、ジェスチャーで表現するなどといったコミュニケーションの取り方をし続けていた。これにより以前より確実にコミュニケーションの取り方が上手になったと私は実感している。
 また、今回日本とは異なった文化の中で生活することによって、成長だけでは言い表せないような自分の変化を自覚できるようにもなった。
 それは自分自身の将来に対する視野または選択肢が大きく広がったことである。私はオーストラリアで三週間、未熟な英語力で生活することができたことによって、勉強を続ければ将来的には海外で生活することは可能であると確信を持てた。また、同様に学習し続けることによって外国又は外人を相手にした職業も視野に入れることも可能であると私は感じている。海外での生活や、英語を使った仕事に就くためには大変な努力が必要である。留学に行く以前の私では、非現実的な将来であり壁にぶつかった時、きっと逃げだすか投げだしていただろう。しかし、今現在の私なら、留学へ行き英語を使用して生活したという自信や経験を糧に努力し続けることは可能であると私は確信している。また、もちろんのことながら留学する前の私ではこのような将来に対する視野をもっていなかった。それ程までに貴重な経験をすることができたのである。
 この留学で私は日本では決して経験することのできない貴重な経験を数多くすることができ、それを通して人間的に一回りも二回りも大きく成長することができた。オーストラリアで知り合うことのできた友人、ホストファミリー、先生、そして経験は私の一生の宝物である。この経験を生かして日本での生活をより良いものにしようと思う。今回、このような機会を与えて下さった関東学院大学国際センター、そして助成金を与えて下さった関東学院大学法学会に本当に心から感謝致します。 


 


尾前 友二(3年) 研修先:南京師範大学

 

 私は2008年2月22日から3月14日の3週間、中国の南京師範大学に短期語学研修を受けにいきました。研修期間は3週間と短いものでしたが、その期間は私はたくさんのことを学ぶことができました。中国での生活は普段の日本の生活とは全く違うもので、ひとつひとつが新しい発見で、毎日が本当に充実していました。初めは文化の違いに戸惑ってしまうことがありましたが、今での逆に興味深く思えます。1日のながれは午前中授業で、午後はフリーの時間または市内見学、CP(現地の大学院の学生さんから教えていただく授業)です。日曜日はフリーの時間でしたので周辺を探索しました。
 授業の最初の日は先生が何を話しているのか全くわからない状態でした。聞いては単語を調べるといってもほとんどが知らない単語で授業についていくことができませんでした。
でも、先生とクラスメートとの会話を聞いていると何を話しているのか、少しわかる気がしました。このとき私は耳だけで聞くのではなく、心で聞くということを学びました。また、自分が相手に対してどう接して行くのか考える機会でもありました。授業では他の国の方と一緒に授業を受けます。いろいろな国の方と話す機会が持てることは貴重な体験のひとつです。外国の方とお話する機会は初めてで緊張しましたが、下手な英語でも言葉が通じたことが、とてもうれしかったです。お互いに英語で話すのが主ですが、英語の勉強にもなりましたし、お互いの文化を学ぶことができました。授業を受けることは学習することはもちろんのこと、いろいろな方と出会うことでお互いの文化を知ることができ自分が成長する場でありました。
 中国の現在の様子は、ビルが多く立てられていて近代的な国でありました。雲に隠れてしまうほど高いビルがあり、またビルが多くあることで地盤が沈んでしまっている事をしりました。一方で古い建物があり歴史を感じましたし、今は貧富の差が激しいことを認識しました。日本は本当に平和な国で貧富の差もほとんどなく生きていますが、中国の人々は力強く生きていると私は感じました。もっと日本人も力強く生きなければならない。平和だからといって生きること怠けてはいけないのです。
 研修に参加できたことは本当に良かったです。この研修でなければ中国を知ることできませんでしたし、現在の中国の様子や人々、文化、どれも本当に興味深く、私の周りの方々とも出会うことはありませんでした。先生方、関東学院のメンバーとも会う機会がなかったでしょう。また、語学に関してはもっと勉強をして話せるようになりたいと思ったこと。今度は自分ひとりで中国語をしっかり話せるようになりたい。最後に、この研修で出会った全ての人々に感謝し、関東学院大学法学部より助成金をいただけたことを感謝します。



 

2007年度 在外研修奨励基金による研修報告

奥山 弘(3年(2007年度現在)) 研修先:アーカンソー大学

 

 私はこの語学研修で、”何かに一生懸命に尽くす“事の大切さを学びました。
アーカンソーの大学生と話した時、同世代の人でも日本の学生より目的意識がはっきりしていました。“なぜこの大学で勉強しているのか?”と聞くと、「将来この職業に就きたいから今ここで勉強している!!」と明確な返答がありました。日本の学生とは明らかに意識が違った。
又、英語での生活をしていると言葉の壁を感じましたが、一生懸命やれば、相手にも意思が通じることができました。ホストファミリーやルームメイトにも、自分から会話する事が大切な事だと今回の研修で感じました。
今後、日本では、一つ何か目的を持って、一生懸命に取り組みたいと思います。あと、一年半もあるのだから、残りの学生生活を充実したものにさせようと思います。自分自身この研修で意識が変化しました。

 


 A.T(3年(2007年度現在)) 研修先:スターリング大学

 

 私は夏期休暇中の三週間、英国スターリング大学にて語学研修に参加した。スターリング大学のキャンパスは広大で美しい自然に囲まれており、快適な生活を送ることが出来た。
 この研修に参加するきっかけとなったのは、法学部の教授の勧めがあったからである。私は英語能力の向上と、この研修をひとつの経験として自分の成長に繋げたいと思い、参加を希望した。
 研修を開始して一週間ほどは、現地の英語での会話に戸惑いがあったが、勇気を持って話していく中で、コミュニケーションをとることに自信を持てるようになった。そして研修が終わる頃には、より積極的に話し掛けることが出来るようになっていたと思う。
 しかし、不安な部分があると研修の仲間に頼ってしまうこともあり、自分の英語力の未熟さを感じた。
 同じ期間に他国から来ていたメンバーとも、とても仲良くなることが出来た。英語の会話だけでなく互いの母国語を教え合ったり、簡単なゲームを通して交流を深めた。また母国の料理を作ってもらい、会食することもあった。日本からのお土産としてプレゼントした浴衣や扇子などが喜ばれたことも印象深かった。言葉はたどたどしく、辞書を片手に会話することも頻繁にあったが、互いの心は通じ合っていることを感じることが出来た。
 授業は各クラス10〜20人程度で構成されており、担当の先生によって授業内容に違いがみられた。私のクラスは毎回4〜5人のグループでの討論を中心とし、英語に慣れるためにゲーム感覚の授業も行っていた。それぞれ母国の文化や趣味についてプレゼンテーションをしたり、クラスの全員と言葉を交わすことによって、様々な世界の在り方を学ぶことが出来た。
 自由時間はキャンパス内のジムで体を動かしたり、街へ買い物に出掛けたりと、楽しい時間を過ごした。電車に乗りスコットランドの首都へ観光に行ったことは、良い思い出となった。
 私がこのような充実した三週間を過ごすことが出来たのも、共にこの研修に参加した関東学院大学の仲間がいたからであると思う。助け合い、支え合って過ごした時間は本当に素晴らしいものであった。
 今回の研修のために熱心にサポートしてくださった国際センターの先生方、助成金を出してくださった関東学院大学法学会に心から感謝致します。 


磯崎 そよか(3年(2007年度現在)) 研修先:スターリング大学

 

 この度、23日間の海外語学研修に行く機会に恵まれた。この研修では、アルファベットの羅列が抽象画にしか見えないという生来の英語アレルギーを完治させ、国際化の波に乗っている日本会社に就職しても、動揺しない度胸と適応力をつけることを目的とした。その目的を果たすためには、海外の言葉も文化も違う状況に自分を追いやり、実質的な状況を見据えることは不可欠であった。 
 この研修は関東学院の様々な学部の生徒が参加するプログラムである。3週間を共に過ごす仲間は殆どが初対面であり、早くも出発前から適応力を試される結果となった。                                       
 しかしこれはそれほど問題にはならなかった。皆この研修を充実させたいという目的は同じであったし、何より日本語で喋ることができる。言葉は本当に伝達が容易である。そのことを後に嫌というほど思い知らされる羽目にも陥った。
 それは授業にも大分慣れてきたある日、グループワークの課題を勘違いしたスペインの女の子に、取り違えた内容をうまく説明できなかったときある。その時に、自分は英語を話しているのではなく、相手に手伝ってもらって物事を伝えているのだと身にしみて理解した。話していると文法などが違っていても、相手はこちらの言いたい事を分かろうと努めてくれているので、ジェスチャーなどからもこちらの意志をくみ取ろうとしてくれる。そのお陰で、意思疎通に困ったことはなかった。言葉は通じなくとも、気持ちは伝わる。けれど言葉を使うことが最も簡単で早く、とても優れている。この研修ではそれを体感した。
また今回の研修では、スコットランドの文化と触れ合う機会も多かった。そこで最も驚いたのは、17時には店が閉まってしまうことである。もちろん休日も営業している店は一握りで、日本との違いに愕然としてしまった。日本人の5人に1人は不眠症だといわれるが、その原因は夜遅くまで働いているからではないだろうか。そんな疑問が頭を擡げてしまった程に、イギリス人は潔く店舗を閉めていた。
スコットランドの文化と直接触れあう機会が持てたこと、いろんな国の友達が作れたこと、英語がペラペラになることはないが、少なくとも英語に「慣れる」ことができたこと。それらはとても重要な財産となってくれると思う。


河合 佑亮(2年(2007年度現在)) 研修先:スターリング大学

 私は2007年度の7月28日から8月19日まで3週間にわたり、英国内のスターリング大学に語学研修に行く機会を与えて頂きました。1ヶ月にも満たない短い期間でしたが、私は私の想像以上の成果を得ることができたと自負しております。
 その内の幾つかを挙げるとするならば、まず、日本国内では味わうことのできない「海外」というスケールの大きさを知ることができたことです。私はこの研修に参加するまで、飛行機に乗ったことすらありませんでした。研修初日に成田空港に集まったときから未経験のことだらけで戸惑うこともありましたが、全てのことに興味を持つことができました。当然、英国に行ってからも全てが初めてのことだらけなので、様々なことを吸収する力は研修メンバーの誰よりも高かったと感じております。
 2つ目に、些細なことでは諦めない粘り強さがつきました。研修中の授業の最初、授業の方針・内容を把握できずにいて困惑している状況のころ、担当の講師からクラスを1つ下のクラスに変えることを提案されたことがありました。実際に他の人でクラスを変えた人は何人かいました。しかし私は、努力してこのクラスについて行く旨を担当講師に伝え、3週間そのクラスで勉強しました。最後の授業のとき、クラスを変えなくてよかった。と心から思い、達成感を感じたものです。
 3つ目は、やはり英語を聞く力がついたということです。日本ではリスニングの勉強となると、英会話教室やCDの視聴などあまり「日常」とは言いがたい場面でしか学ぶことができないように感じます。しかし英国では当然ながら英語でのやり取りが日常です。自分の中に入ってくる情報全てが英語であるので、英語に対する耳の力はわずか3週間であっても格段に向上したと感じています。そして、ネイティブイングリッシュを聞くことで俗に言う「日本人訛りの英語」を理解することができました。これからも英語を話していく中での反省点だと思います。
最後に、コミュニケーション能力の向上です。今回の研修メンバーは本校からは私を含め13名参加しましたが、私よりも英語が流暢な人は何人かいました。当然英語を話せれば、授業でも思うように発言できるし、外国の方ともやり取りできるでしょう。しかし、「外国の方とのコミュニケーション」の面で考えると、私は多くコミュニケーションをとれていたと自信を持って言えます。たどたどしい英語で話しながらもジェスチャーを加えてみたり、時には酒を交わしてゲームをしてみたり、時にはダンスを一緒に踊ってみたりと、コミュニケーションの手段は「英語を話す」以外にもあることに気づきました。英語を話せることは確かにコミュニケーションの最も有効な手段ですが、だからといってそれだけにとらわれてはいけないことを感じました。ただ、英会話がコミュニケーション手段の1番の近道であることには変わらないわけですので、これからの努力は大切であると認識しております。
 この研修では本当にたくさんのことを学ぶことができました。一緒に参加した日本人、目的を同じとして他の国から来た外国人、そして現地で出会った人々、全ての人が忘れることのできない私の宝物です。
最後になりましたが、私がこの研修に参加するにあたりサポートして頂いた法学会の方々、家族や友人には本当に感謝しております。助成金を頂くことができたことに心から感謝申し上げます。


森田 友梨子(2年(2007年度現在)) 研修先:スターリング大学

 私は7月28日から8月20日までの3週間、スコットランドで語学研修を行った。私がこの語学研修に求めていたものは、英語での会話能力の向上とスコットランドの文化に触れたいと考えたからだ。
 語学研修ではまず、クラスをレベル別に4クラスに分け、午前のクラスは毎日、午後のクラスは週2日あった。午前のクラスは日本のほかにスペイン、トルコ、韓国、アフガニスタン、イタリア、オマーンの人たちがいて、たいてい4人くらいに分かれて、1つの問題を話し合いながら答えを出していくという話し合い中心の授業を行い、午後のクラスは文法中心に勉強をした。
 授業以外では、向こうのSTUDENT HELPERの人たちが計画したツアーに行ったり、自分たちでも学校外に出て色々な場所に行きスコットランドの人々や文化を体験することができた。
 語学研修を終えて一番大切に感じたのは、海外の人に積極的に話しかけることだ。自分で話しかけることで、積極的になり、最初は分からなかった会話もだんだんと通じるようになり、英語能力も向上することができたと思う。
 しかし、英語の勉強をここで辞めてしまったらせっかくの経験を生かすことが出来ないのでここで終わりではなく、ここがスタート地点のつもりで、日々学習をしていきたいと思う。
 最後にスコットランドでの語学研修を援助してくださった方々には、非常に感謝しています。また、関東学院大学法学会から助成金をいただくことが出来たことに心から感謝致しています。


奥平 貴磨(1年(2007年度現在)) 研修先:韓南大学

 私は今年度の夏期に韓国の韓南大学に留学し、語学研修をさせて頂きました。韓南大学では午前中は語学の勉強、午後は韓国の文化体験といった内容でした。法学部には韓国語の授業は履修登録する事が出来ずに、自分の周りの人達は大学で韓国語を履修している人ばかりで多少不安がありました。実際は独学で学んでいた 韓国語が役に立ち、学校生活や街での買い物に苦労する事もありませんでした。しかし、私は会話する事は出来ても読み書きがまったく出来ませんでした。そのため授業の単語テストや教科書を読む時には、人一倍苦労をしました。
 最初の授業では、まったく単語テストも出来ずに先生が救済措置をとってくれました。このままでは 、まずいとは自分でも自覚はしていたが勉強する時間も少なく、なかなか読み書きを覚える事が出来ませんでした。そのため一回一回の授業を熱心に受講する事に努めました。すると、五日目あたりから徐々にですが文字を見て発音する事が出来る様になってきました。これに我ながら感動してしまい、休み時間や宿舎に帰って空い た時間などは韓国語の読み書きの時間にあてる事にしました。読めてくれば読めてくるほど韓国語の勉強が面白くなり全く苦ではありませんでした。
  韓国の食堂は注文する際に自分が何を食べるのかをメニューの用紙に丸を付けて頼むので読み書きが出来なければ大変でしたが、二週間目位には自分がだんだん読む事が出来る様になったので食堂のメニューに何があるのかを把握することも出来ました。このようにして、韓国留学した事に より多少ですが読み書きが出来るようになり、韓国語のスキルアップに繋がったと思います。
しかし、まだ自分には、やらなければいけない事がありました。自分の韓国語は通じるには通じるのだが喋り方が汚いということでした。韓国語にも尊敬語や丁寧語が存在したのですが、私は尊敬語や丁寧語も使っていなかったのです。自分が韓国語の勉強に使用した教材と言えば韓国の歌を聴き日本語訳を読んだり、韓国のドラマ を見て覚えたりしていたため尊敬語や丁寧語はあまり覚えていませんでした。そのため、いつも韓南大学の担任の先生に指摘されました。そして、日本語の『です。』にあたる言葉は韓国語で『ヨ。』になると言う事を学んだので、語尾にいつも『ヨ。』を付ける事にしました。しかし、韓国語には、すべて『ヨ。』をつければ『ま す』になる訳でなく、変化させなければならい時があり、上手く使い訳る事が出来ずに私の韓国語は汚い韓国語からめちゃくちゃな韓国語に変わってしまいました。しかし、これも授業で学んでいき、だんだんと使い訳が出来る様になりました。数年間汚い韓国語で喋り続けていたので、反射的に敬語を使う事が出来ずに言葉に出し てしまうので、この点はいまだに私の課題点です。
今回の韓国留学により今までの自分の韓国語にスキルアップした事が一番感じられたと思います。やはり、現地で生の言語を学ぶのが一番早く上達すると思います。三週間という短い期間での語学研修でしたが、何年分もの韓国語を学んだかの様に内容の濃い三週間となりました。この韓国留学で関東学院大学法学会より助成金を頂 く事が出来たことに心から感謝致します。

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