受験生の方へ

学科紹介

「法律学科」と「法政策学科」の違いは?

 「法律学科」は、すでに定められている法律を基礎にどのように対応し、法的紛争をいかに解決するか、あるいはトラブルに巻き込まれないようにするにはどう注意したらよいかを学ぶ学科です。たとえば、働いていた女性が子供を産み育てるために休暇を取りたいと会社に申し出たら、長期の休みは認められないと言われて解雇されてしまった場合、女性にしか生じない出産を理由に会社を辞めさせることができるのかという問題を、現行の法律や裁判所の判例にしたがって、そのような解雇は許されるのか、またどのように救済を図って解決したらいいのかを考えるのが法律学科です。 
 これに対して、「法政策学科」は、法の基礎知識をふまえて、問題解決のための具体的なルール作り、立法政策や企業内の規程のあり方といった法的な面を中心に、経済的あるいは政治的な面での方策についても学ぶ学科です。たとえば、女性の社会進出が進む中で職業生活と家庭生活の両立を図りたいと考える女性が、安心して子供を産み育てながら仕事の面でも活躍していけるようにするにはどのような制度を企業の中に設けたらいいのか、また、国や市町村はどのような支援をすればいいのかを考え、それらについて他の国の状況などを調べたりして、具体的な提案をしようとするのが法政策学科です。
 なお、学部紹介ページに示されているように法律に関する基本的な知識は、どちらの学科に属しても学ぶことができるように配慮がなされています。





ポイント ポイント




今の社会の不公平や不正をただすための法律を学ぶ法律学科

社会を望ましい形に変えていくための法律や政策を学ぶ法政策学科

何を学ぶ? 何を学ぶ?

「今ある法律をどのように解釈すれば、起こってしまった問題を解決していくことができるか」を中心に学ぶ法律学科

「法律だけでなくどのような制度(しくみ)を作れば、そもそも問題が起こらないような社会を作ることができるか」を考えていく法政策学科

例をあげてみましょう 例をあげてみましょう

 すでに定められている法律を基礎に紛争をいかに解決するか、あるいはトラブルに巻き込まれないようにするにはどう注意したらよいかを学ぶ学科です。
 たとえば、借りていたマンションの部屋の立ち退きを突然に求められたといった問題を、法の決まりや公平性という精神を踏まえながら、当事者双方の立場に配慮して、正義を実現するために論理でもって相手を納得させることのできる能力(リーガル・マインド)を養うのが「法律学科」です。

 法の基礎知識をふまえて、問題解決のための具体的な立法政策や企業内の規程のあり方といった制度を中心に、経済的あるいは政治的な面での方策についても学ぶ学科です。
 たとえば、安心して生活できる地球環境を将来的にも確保するためには、どのような法律を制定すべきか、また環境汚染を避けるために企業や個人はどのようなルールの下に経済活動や生活をすべきかという問題について具体策を、バランス感覚を持って提案できるだけの知識と能力を養うのが「法政策学科」です。

科 目 科 目

法律学科に設置されている科目は、主として「問題が起こってしまったあとの問題解決法」を学ぶ、過去と現実を重んじる法律中心の科目を中心に構成されています。

法政策学科に設置されている科目は、「社会に潜む様々な問題を発見し、それを解決するための方法は何か」を探る、問題を未然に防ぐための多様な科目に重点がおかれているともいえます。

ゼミナール修了論文のテーマ例 ゼミナール修了論文のテーマ例

・重婚的内縁関係と遺族年金
・介護保険について
・先制的自衛は認められるか
・医師の説明義務について
・犯罪者の出所情報の提供に関する
 安全な社会の実現について

・「不登校」が訴えるもの
  〜その現状と解決策について〜
・ 地球温暖化対策における環境税の
  あり方
・ 公益通報者保護制度
  〜取り組みと問題点とその課題〜
・ 循環型社会の形成
  〜3Rの推進〜
・ 少年非行
  〜改正少年法の現状と課題〜
・ 老いをどう支えるか
  〜成年後見制度を中心に〜
・ TRIPS協定における知的財産権の保護
  の意義と問題点
・ 日韓FTA交渉と日本の課題

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