受験生の方へ

テキスト名: 『近代の呪い』   渡辺京二 (著)

 

【テキスト概要】

 題名には「呪い」とある。もともと呪いとは祈りの裏返しで、超自然的な力のネガティヴな作用を願うことであるが(逆に祈りとはポジティヴな作用を願うこと)、この本の場合は、明治以前の「古き良き」時代の視点から日本の近代化(西欧化)・国家形成の「呪」縛を照射するとでもいえばよいであろうか。                


 

 土浪 博 先生

【採用理由】

 例年通り、2月に発表される新書大賞(中央公論新社)から。13位入賞である。渡辺京二氏といえばなんといっても『逝きし世の面影』、石牟礼道子さんとの交流でも知られる。この本はもともと熊本大学で行われた講演を中心にしているので読みやすい(はずだ)と思って選んだ。

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